映画のレビューが止まっている…
今日は僕の田舎の話を少し話したいと思います。
近頃、田舎の和歌山を良く思い出すんですよ。
僕の田舎はそりゃひどいもんで、なんせ、
光がない(どーん)
田舎で暮らした経験がある人は分かると思いますが、
夜中、網戸に分けわからん虫がいーっぱいとまってたり、
家の壁でセミが羽化してたり、ムカデとかゴキブリとかがありえないくらいデカい。
おまけに、昼間ドアとか窓をあけっぱなしにしとくと、クモやらヘビが勝手に入ってくる…
さらに病院まで車で一時間。 コンビニのキャッチコピーは、『まだあいてない、もう閉まってる。』
どーです皆さん、行きたくなってきたでしょう!?
…でも、ほんとはいいところがいっぱいあるんですよ。 和歌山って。
白浜なんて話にならない。 僕だけが知ってる串本町。
最近おかんが口を酸っぱくして言います。 窓開けて吸わな肺ガンなんでって。
こんなクソ寒いのに窓開けて吸えるかボケ! とだいたい無視してますが、
一日の終わりに吸う最後の一本だけは、窓を開けて吸う事に決めてるんです。
僕の部屋の窓から見える景色は、ずばり高速道路。 こんなもん何が悲しくて見なあかんねん。
だから目をつぶる。 あの奇麗な星空を思い浮かべる。 波の音を思い出す。
手を伸ばせば届きそうな、空一面の星空。 どれがどの星座なのか分からなかった。
当時はまだ幼かった僕だか、大人になっても色褪せない確かな記憶。
それは、小さな海水浴場だったが、たくさんの思い出をそこに置いてきた。
目を開けると、タバコの灰が今にも落ちそうなくらいになっていた。
たった5分の間だけの時間旅行。 こんな吸い方があってもいいじゃないか。
火を消したら、明日も頑張って勉強しようって思った。